唐戸市場が最も賑わう年末3日間の豪快鮮魚販売
目次
年末の唐戸市場は夜中0時からの鮮魚販売
どちらかと言うと、観光客向けの施設という印象が強い唐戸市場。ただし、年末の3日間に限っては、地元の下関市や北九州市から鮮度抜群でお値段も安い鮮魚を目当てに多くのお客さんが集まります。
唐戸市場の鮮魚販売が始まるのは、なんと夜中の0時頃から!真夜中の2時~3時頃には客足もピークとなり大変な人だかりとなります。
年末年始に下関に帰省する家族に振舞うため。下関から故郷に帰省するときの手土産に。年末の慌ただしさも重なり、ちょっとしたお祭り騒ぎのような高揚感に包まれています。
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年末の唐戸市場のオススメは夜中の0時から
唐戸市場の年末3日間は夜中の0時頃から鮮魚の販売が始まります。ただし、商品陳列も並行して行われているので、商品が出揃っていない店舗もまだあります。
オススメの時間帯は0時台です。販売と準備が同時に行われている0時台は、「お客さんが少ない」「締めて間もない魚が多く鮮度が良い」「商品が沢山ある」「お客さんが少ないので店員さんが丁寧に対応してくれる」など、メリットが沢山あります。
0時ちょっと前に唐戸市場駐車場に到着。まだ、車は殆どいません。
駐車場から唐戸市場入口を見ると、パラパラと人通りがある程度です。
唐戸市場裏手(関門海峡側)には、多くのトラックが並んで商品を下ろしています。
お寿司・海鮮丼から鮮魚販売へと早変わり
金土日祝日は「活きいき馬関街」として、お寿司や海鮮丼を販売している店舗も、年末の3日間は鮮魚・魚介類の販売店となります。大きな鮮魚や締めたばかりで、まだピチピチと跳ねている魚などが陳列されており迫力があります。
普段の週末は、お寿司や海鮮丼を販売しているお店も…。
締めたばかりの鮮魚が沢山陳列されています。
唐戸市場はブリ、タイ、マグロ、アンコウ、カニ天国
寒ブリ
一番に目立ったのは「寒ブリ」。魚体も大きく立派な魚なので、お正月には欠かせない魚でしょう。
ズラリと大きなブリが並ぶ姿は壮観です。
更に大きく立派なブリ。お値段も立派ですが、この大きさならば納得!
店舗に並びきれないブリが、トロ箱に入って待機しています。
真鯛
地元の天然物も加えて大変姿が美しい魚です。こちらも、お正月の食卓に映える魚でしょう。
天然物の萩産真鯛が隅に追いやられて売られています。1匹1000円です。安い!
ん?床に散らばっている魚は…。
こちらも真鯛です(悲)。魚の王様とも言われる真鯛が普段はこのような扱いはされないでしょう。それぐらい、唐戸市場に活気があって迫力があります。
マグロ「大トロ・中トロ・赤味」
年末なので奮発してマグロも買いたくなりますね。中トロでも十分過ぎるぐらい脂が乗っています!
お店の前に大きなマグロが無造作に置かれています…。小学生の子供ぐらいの大きさがあります!看板代わりに置かれているのでしょうか?
マグロはちゃんと冊にして売られています。
アンコウ
冬の鍋には欠かせないアンコウ。実はお隣の下関漁港が水揚げ量日本一なんです!もっと全国にアピール出来たらいいなぁと思います。
1匹3000円です。たっぷりと肝が詰まっていますね!素人がアンコウを捌くのは難しいので、店員さんにお願いしましょう。
カニ・ヒラメ・クエ・イカ・アナゴ
唐戸市場には他にも魅力的な鮮魚が沢山並んでいます。
大きなワタリガニが活きたまま売られています。
大きなヒラメです。ヒラメも捌くにはちょっとしたコツが必要になります。店員さんに捌いてもらった方が無難です。
大きなクエ(アラ)も売られています。九州山口地方では鍋の高級材料として珍重されています。
イカなんかは手頃に買えますね。ただ、こちらは凍っているようで…、解凍中?
通路の隅っこにアマダイ、アナゴ、イカが並んでいます。萩産のイカが一列(10匹程度)で2500円。こちらの方が鮮度も良くて値段も安いです!同じ鮮魚でも店舗によって値段や状態が違うので、じっくりと唐戸市場内を散策してみて下さい。
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唐戸市場より帰還
店員さん達が次々と魚を捌いています。
唐戸市場内で見つけた「お正月」。
対岸の門司港の夜景が美しいです。
1時頃には車がだいぶ多くなっています。
唐戸市場より戦利品
立派な中トロです。十分過ぎるぐらいに脂が乗っていて美味しかったです。
見て下さい!この厚み‼
サーモンも購入しました。大きな切り身なので、初日はお刺身。2日目は自家製レモンを添えてムニエルにして頂きました。美味しかったです!
中トロとサーモンを合わせても3000円強。安くないですか?お味も勿論素晴らしかったです!
年末唐戸市場のまとめ
- 年末3日間は夜中の0時より鮮魚販売が開始
- 狙い目の時間は0時~だとお客さんは少なく、商品は豊富
- 遠方から来る場合はクーラーボックスを持参
- 大きな魚は無理をせずに店員さんに捌いてもらう
- 同じ鮮魚でも店舗によって状態や値段が違うので、隈なく散策する